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初期消火とは?三原則や手順・方法を解説

2024.11.25
初期消火とは?三原則や手順・方法を解説
火災は初期段階での対応がその後の被害の規模に大きく影響します。適切な初期消火が行われれば、火災の拡大を防ぎ、被害を大幅に減少させることが可能です。迅速かつ正確な対応が求められるため、初期消火の知識や設備・用具等の準備は重要です。
 
今回は、初期消火の基本となる三原則や、家庭や職場などさまざまな状況での具体的な消火方法、手順について詳しく解説します。
 
万が一に備えて、正しい知識を身につけることは、自分自身や周囲の人々の安全を守るために大切なことですので、適切な初期消火の方法を理解し、安全対策を万全にしましょう。
 

初期消火とは?


出火して間もない段階で、火が小さく、消火が比較的容易なうちに行う消火活動のことです。その段階で適切に対処することで、火災の拡大を防ぎ、大きな被害を防ぐことができます。初期消火ができれば、火災が広がる前に鎮火させることができ、建物や財産への損害、さらには人命の被害を未然に防げます。
 
火災は時間の経過とともに急速に広がるため、初期消火の重要性は非常に高いです。消火器や消火用具などの設備、用具を正しく使い、迅速な対応が求められます。
 
ただし、初期消火が難しいと判断した場合は、無理をせず速やかに避難し、消防に通報するなどの行動に切り替える必要があります。正しい初期消火の知識を身につけて、緊急時でも冷静に対応できるように備えることが大切です。
 

初期消火の三大原則

初期消火の三大原則
初期消火の三大原則として「早く知らせる」「早く消火する」「早く逃げる」というのが挙げられます。
 

早く知らせる

火災が発生した際、最優先すべきは、大きな声を出して周囲に知らせることです。
大きな音を出せるやかんや鍋などの物があればそれらを叩き、できるだけ大きな音を出して周囲に火災の発生を伝えます。
 
もし一人では対応が難しい場合は、周囲の人の助けを借りることをためらわず、多くの人と協力して対応します。また、状況によっては早い段階で119番に通報し、消防隊を呼びましょう。
 

早く消火する

出火して間もない状況で、消火が可能と判断した場合は、できるだけ早く消火しましょう。
消火器、消火用具などを使用するのが適切ですが、ない場合には濡れたタオルや布で火を覆うなど、身近なものを活用して消火を試みるのも有効です。
 
しかし、煙が広がり視界が悪くなったり、炎が天井に届いていたり、自分の背丈より大きい場合には、消火よりも避難を優先します。
 

早く逃げる

消火が難しいと判断したら、速やかに避難しましょう。そのとき、持ち物にこだわらず、できるだけ早く安全な場所へ避難する必要があります。一度逃げた後、どのような理由があっても絶対に元の場所へ戻ってはなりません。
 
煙を吸い込まないよう、タオルやハンカチで鼻と口を覆い、姿勢を低くして避難するのがポイントです。燃えている部屋の窓やドアを閉めることで、火の勢いが他の場所へ広がるのを防ぐことができます。
 

初期消火の方法・手順

初期消火の方法・手順
適切な初期消火を行えれば被害を最小限に抑えることが可能ですが、方法を間違えると身を危険にさらすことになるので注意が必要です。
 
ここでは、出火原因に応じた初期消火の方法と手順を説明します。
 
知識を身につけ、緊急時でも冷静に対応できるよう備えておきましょう。
 

コンロ

コンロで出火した場合、最初に行うべきことは火元のガスを速やかに止めることです。
油が原因で火が出た場合、水をかけると油が飛び散り、さらに火勢が強まる危険性があります。そのため、水ではなく消火器や消火用具での消火、または濡れた布などを使って火を覆い、酸素を遮断するのが効果的です。
 

家電製品

家電製品から出火した場合、まずコンセントを抜きましょう。
電気火災の場合、水をかけると感電の危険があるため、水を使用するのは厳禁です。
 
消火器や適切な消火用具を使用して火を抑えるのが基本的な対処法です。
小さな火であれば、布や毛布で火を覆い、酸素を遮断して消火を試みることも可能です。
 

ストーブ

ストーブから出火した場合、まずはストーブの燃料(灯油やガス)を遮断し、火の広がりを防ぎます。
もし布や可燃物がストーブに引火した場合は、速やかに濡れた布や消火器や消火用具を使って消火を試みましょう。
 
火が小さいうちに対応すれば被害を抑えることができますが、火が大きくなってしまった場合は無理に消そうとせず、速やかに避難して消防への通報を優先したほうが良いです。
 

焚火

焚火の火が大きくなり過ぎた場合には、水や消火器、消火用具で火を消すのが最優先です。
風の強い日は、火が予想以上に広がる可能性が高いため、周囲に燃えやすい物がないか確認しながら、冷静に消火を行いましょう。
 

初期消火用消火用具「ファイヤーキラー消えまっせ」

初期消火用消火用具「ファイヤーキラー消えまっせ」
ここまで、初期消火の基本や方法を解説してきましたが、最後におすすめの初期消火用消火用具「ファイヤーキラー消えまっせ」を紹介します。
 
誰でも簡単に使用できる消火用具で、火元へ投げ込むだけで消火ができるため、事前知識がなくても安全に使用することができます。シンプルな使い方ながら強力な消火力を備えており、初期消火の頼もしい味方として幅広く活用されています。
 
消火後の後処理も拭くだけで完了し、作業の負担が少ないのも大きな特徴です。 ファイヤーキラー消えまっせの特徴や詳細は以下の通りです。
 
【簡単消火】
火元に向かって軽く投げるだけで割れる特殊なボトルを採用しており、誰でも簡単に消火が可能です。すぐに使えるので、緊急時に迅速に対応できます。
 
【A・B・C火災対応】
木材や紙などのA火災、石油類を対象とするB火災、そして電気火災にも対応するC火災、あらゆる火災に対して使用できるため、幅広いシチュエーションで効果を発揮します。
 
【安全品質】
主成分は食品添加物で構成されており、人体に無害な消火剤を使用しています。消火後も環境を汚染せず、後処理も水で洗い流すだけと簡単です。
 
【小型軽量】
小型で軽量なボトルは腐食の心配もなく、どこでも設置可能です。家庭や職場、現場に常備しておくことで、いつでも迅速に対応できるようになります。
 
【製品詳細】
ファイヤーキラー 消えまっせ 投てき型
 
適用火災:A火災(木材・紙・衣類)、B火災(石油類)、C火災(電気設備)
容量:650ml
重量:760g
容器:樹脂ボトル
主成分:重炭酸塩、リン酸塩、塩化物塩、泡消火薬剤
使用温度範囲:0 〜 60℃
有効期限:製造日より5年
 

 
ファイヤーキラー 消えまっせ スプレー型
 
適用火災:A火災(木材・紙・衣類)、B火災(石油類)
容量:500ml
射程距離:2 〜 3m
主成分:重炭酸塩、リン酸塩、塩化物塩、泡消火薬剤
有効期限:製造日より5年
 

 
ファイヤーキラー 消えまっせ 強力加圧式スプレー型
 
適用火災:A火災、B火災
容量:1000ml
射程距離:5 〜 7m
主成分:重炭酸塩、リン酸塩、塩化物塩、泡消火薬剤
有効期限:製造日より5年
 
初期消火用消火用具「ファイヤーキラー消えまっせ」の詳細はこちら
 

初期消火を行う際には


初期消火は、出火直後に火を抑えるための重要な行動です。火災が大きくなる前に適切に対処できれば、被害を最小限に抑えることができます。
 
初期消火の三原則「早く知らせる、早く消火する、早く逃げる」や出火原因別の対処法を覚えておくことで、緊急時にも冷静に対応できるでしょう。
 
消火器や投てき型消火用具「ファイヤーキラー消えまっせ」のような初期消火用具を正しく使用し、適切な行動を取ることが求められます。万が一に備えて、初期消火の知識を身に付け、適切な設備、用具を準備しておきましょう。
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