火災への対策として一般家庭はもちろん、さまざまな業種の会社・作業場で設置されている「消火用具」。一般的には、粉末を散布する赤い消火器をイメージする方も多いのではないでしょうか?
しかし、いざというとき、消火器を活用するには使い方を熟知しておく必要があります。また、粉末を散布するには意外と握力が必要なため、手間取っている間に炎が燃え広がってしまう可能性も。
そんな消火器への不安を解消した誰でも簡単に扱える初期消火用アイテムが「投てき用消火用具」です!
本記事では、投てき用消火用具の概要や使用用途、具体的な使い方を詳しく解説します。また、投てき用消火用具の選び方やおすすめ製品もご紹介するので、ぜひ参考にしてください!
投てき用消火用具とは?
投てき用消火用具とは、火災発生時そのまま火元に投げ込むことで、消火効果を期待できる防災ツールを指します。
一般的には、特殊なプラスチック製の容器に消火剤が充填されている製品が多く、火元に投げるだけでボトルが破裂し、中から消火剤が散布される構造になっています。
また、投てき用消火用具は粉末を散布する消火器とは異なり、簡単に後処理できるのが特徴です。中には、食品添加物を原料とし、使用後の環境汚染に配慮している製品もあります。
基本的に火災源に投げ込むだけで、誰でも簡単に使用できるため、粉末消火器のように使用方法の詳細を事前に把握しておく必要もありません。
ただし、投てき用消火用具は火災発生直後の初期消火にのみ、対応している製品がほとんどです。天井に炎が届くような大規模火災を完全に消火するのは難しいため、消火器と併用して使用しましょう。
投てき用消火用具の使用用途
投てき用消火用具は以下のような場所で使用されています。
- 一般家庭
- 飲食店
- 工事現場
- 工場
- 不特定多数の方が利用する公共施設
- 老人ホームや介護施設
- 学校や保育園・幼稚園 など
上記のように、投てき用消火用具はご家庭だけでなく、さまざまな業種で活用されています。たとえば、キッチンからの出火リスクが高い飲食店や、火花や薬品からの出火が想定できる工場・工事現場などの火災対策として有効です。
さらに、小さなお子様やお年寄りの方でも扱いやすく、人体や環境に無害な成分を使用している製品が多いため、介護施設や幼稚園でも利用しやすい消火用具といえます。
ただし、投てき用消火用具は消防法で認められた「消火器」ではないため、単体での使用はおすすめできません。火災発生時の状況や規模によって使い分けられるよう、投てき用消火用具と消火器を合わせてご活用ください。
投てき用消火用具の選び方
投てき用消火用具の選び方、選ぶ際に重視するべきポイントとしては、以下の4点が挙げられます。
- どのような火災に対応できるか
- 製品のサイズや重量はどの程度か
- どのようにして使用する製品なのか
- 有効期限はどのくらいの期間か
上記の中で、もっとも重要なのが「どのような火災に対応できる製品なのか」というポイントです。一般的に火災は出火元の違いによって、下記の3種類に分けられます。
火災の種類 |
燃える物質 |
A火災(普通火災) |
木材や紙、衣服などが出火元となる火災
|
B火災(油火災) |
石油やガソリン、食用油などが出火元となる火災
|
C火災(電気火災) |
電気設備など電流が発火原因となる火災
|
消火用具は、製品によって対応できる火災の種類が異なります。そのため、どのような種類の火災が起きた場合でも対応できる製品がおすすめです。
また、できるだけ軽量で小型サイズを選んだ方が、いざという時に投げやすいというメリットがあります。特に、子供や老人の使用が想定される場所・環境であれば、しっかり確認しておくべきポイントです。
加えて、消火用具の使用方法や有効期限も確認しておきましょう。
火災対策なら初期消火用消火用具「ファイヤーキラー消えまっせ」におまかせ!
「自宅や会社、作業場の火災対策として投てき用消火用具を設置したいけど、どの製品がいいか分からない」とお困りではありませんか?
そのような方におすすめしたいのが「
株式会社大同機械」が提供する初期消火用消火用具「
ファイヤーキラー消えまっせ」です!
以下で製品の特徴や使用方法を詳しくご紹介しますので、ぜひご確認ください。
製品の特徴
初期消火用消火用具「ファイヤーキラー消えまっせ」の特徴として、以下の4点が挙げられます。
- 【A・B・C】の3種類の火災に対応可能
- 主原料が食品添加物なので、人体や環境に無害
- 小型・軽量かつ、軽く投げるだけで割れる特殊ボトルを採用
- ボトルには腐食にも強い素材を使用(品質保証期間は5年)
ファイヤーキラー消えまっせは、木材などの可燃物から油火災、電気火災まですべての火災の初期消火に活用できる投てき用消火用具です。そのため、どのような場所・業種でも活用しやすい製品です。
また、おもに食品添加物が原料であるため、使用後の環境汚染への配慮も万全。人体に対しても無害なので、誤って手についてしまった場合でも安心です。
さらに、小型、軽量かつ軽く投げるだけで割れる特殊ボトルを採用しているため、小さなお子様からお年寄りの方まで誰でも簡単に使用できます。特殊ボトルは腐食や破裂にも強いため、設置場所の制限もありません。
幅広い状況や場所、業種に対応できる、投てき用消火用具として必要な機能をすべて詰め込んだ製品といえるでしょう。
初期消火用消火用具「ファイヤーキラー消えまっせ」の製品詳細・お問い合わせはこちら
使用方法
初期消火用消火用具「ファイヤーキラー消えまっせ」は、一般的な投てき用消火用具と同様、火災発生時に火元に投げ込むだけで使用可能です。
なお、本製品は緊急時に片手でさっと使用できる「スプレー型」や5〜7m離れた場所から火元に届く「強力加圧式スプレー型」も提供しています。スプレータイプの場合、火災発生時、火元に向かって吹きかけるだけで初期消火が可能です。
ただし、スプレータイプの場合、C火災には対応しておりません。用途や環境に合わせて使いやすい製品をお選びください。
また「
株式会社大同機械のYouTubeチャンネル」でも、本製品の使用方法や性能紹介をしていますので、そちらも合わせてご確認ください!
投てき用消火用具をお探しの方へ
今回は投てき用消火用具の使用用途や選び方、おすすめ商品などを紹介しました。
投てき用消火用具は火災発生時、火元に投げるだけで初期消火を行える防災ツールです。誰でも簡単に使用しやすく、迅速に火元を鎮火できるため、初期消火の強い味方として一般家庭はもちろん、会社や作業場で重宝されています。
ただし、製品によっては対応できる火災の種類が限られていたり、使い方や扱いやすさが異なっていたりするため、製品の性能・使い方をよく確認し、用途や環境に適した製品を選びましょう。
なお、幅広い状況や場所、業種に対応可能な投てき用消火用具「ファイヤーキラー消えまっせ」の設置をお考えであれば、「
株式会社大同機械」まで気軽にお問い合わせください!