現場内の安全性や通行者の導線を確保するために、屋内のさまざまな工事現場で設置されている「仮設間仕切り」。
どうしても必要なものとはいえ、現場ごとに設置しなければいけない手間やコストをどうにか削減したいと考えている担当者の方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、そんなあなたの悩みを解決する利便性抜群の仮設間仕切りをご紹介します!
仮設間仕切りの機能や種類といった基本的な概要解説はもちろん、幅広い現場に対応できるおすすめ製品の紹介まで幅広くお伝えしますので、ぜひご確認ください!
仮設間仕切りとは?
一般的に仮設間仕切りとは、屋内の改修工事などで工事区画を仕切るために使用される簡易的な壁パネルのことです。
一言で仮設間仕切りと言っても、現場の状況や用途によって求められるサイズや形状が異なります。また、金属パネルや石膏ボードなど、使用されている素材もさまざまです。
なお、一般的に仮設間仕切りを設置するのには、以下のような目的があります。
- 作業スペースや加工スペース、資材置き場などの現場内の区画を明確に分けることで作業効率を上げる
- 工事区画への部外者の立ち入りを防ぐことで現場内の安全を確保する
- 区画外への資材や粉塵の飛散を防止する
- 資材や道具の盗難を防止する
したがって、上記の目的を達成できるよう、自社が受け持つ現場に最適な仮設間仕切りの導入が必要です。
仮設間仕切りの種類
工事現場で設置が求められる仮設間仕切りには種類が存在します。
令和4年5月に国土交通省が発行した「
公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)」によると、仮設間仕切りは「A種・B種・C種」の3種類です。
種別 |
仮設間仕切り |
A種 |
軽量鉄骨材等により支柱を組み、両面に合板張り又はせっこうボード張りを行い、内部にグラスウール等の充填を行う。
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B種 |
軽量鉄骨材等により支柱を組み、片面に合板張り又はせっこうボード張りを行う。
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C種 |
単管下地等を組み、全面シート張りを行う。
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引用:
公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)2.3.2 仮設間仕切り |国土交通省大臣官房官庁営繕部
なお現場の状況や建物の種類、施工する工事の種類によって、設置すべき仮設間仕切りの種類も異なります。
A種、B種、C種の仮設間仕切りの中でももっとも簡単に設置できるものがC種です。いずれにせよ下地を組んだり、シートや石膏ボードを張ったりといった設置の手間が発生します。
工事用の仮設間仕切りは「スライドパネル」がおすすめ
「現場ごとに石膏ボードで仮設間仕切りを設置するのが面倒…」「仮設間仕切りの設置コストを削減したい!」とお困りの方には「株式会社大同機械」が提供する「
スライドパネル」がおすすめです!
スライドパネルは、石膏ボードなどを使用した従来工法における、さまざまな問題を解決した画期的な仮設間仕切りです。
スライドパネルは高さ1850mm〜4000mmの範囲で伸縮可能な金属パネルであるため、天井高が異なる幅広い現場に対応できます!
パーツを組み立てるだけで誰でも簡単に設置可能であり、パネルの切断や加工も不要。その結果、組み立てた下地に石膏ボードを張る従来工法と比較して、1/3の施工時間を実現しています。
これまで仮設間仕切りの組み立てに石膏ボードを活用していた場合、スライドパネルの採用によって材料費の削減も可能です。廃材も出ないため、処分費を削減できるだけでなく、環境問題に配慮したクリーンな工事現場の実現もサポートします。
さらに軽量設計で設置箇所への運搬も楽々!従来までかかっていた人件費や搬入コストの削減にも大きく貢献します。
また、高さだけでなくパネル幅が異なる数種類のパーツやクリアパネル、調整パネルなど豊富なパーツラインナップにより、現場内の幅広いニーズへ対応可能です。
地球と企業に優しい「スライドパネル」を導入して、従来までの無駄な時間やコストを削減しませんか?
工事用仮設間仕切り「スライドパネル」特設サイトはこちら
選べる扉パーツもご用意
スライドパネルは、仮設間仕切り内への出入り口として選べる3種類の扉パーツもご用意しています。
扉パーツの種類 |
■片開きドア
・設置スペースが確保できない場所でも活用しやすい
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■引違い扉
・レールの取り外しがワンタッチで楽々
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■ジャバラ扉
・吊り下げ式でレールが不要
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どの種類の扉パーツでも鍵が標準装備されていますので、防犯対策を徹底したい現場にもご活用いただけます。
工事現場の状況や搬入・搬出する部材の大きさなどから、最適な扉パーツをご検討ください!
スライドパネルは「NETIS」登録済み製品!
2022年9月、スライドパネルは「NETIS」に登録されました。
「NETIS」とは国土交通省が新技術情報を共有・提供するために整備しているデータベースです。つまりスライドパネルは、政府から幅広い業種で活用されるべき新技術として認められているのです!
なお、「NETIS」に登録された製品・技術を公共工事などに活用することで、工事成績評定における加点対象にもなります。
したがって、スライドパネルを活用することで発生する評価加点によって、新規工事受注のきっかけになる可能性もあるのです。
NETISにおけるスライドパネル掲載ページはこちら
仮設間仕切り「スライドパネル」の活用事例
スライドパネルはその利便性から以下のような幅広い工事現場で活用されています。
- 駅構内改修工事
- 商業施設改修工事
- 店舗リニューアル工事
- 空港改修工事
- 病院改修工事
- 学校改修工事など
さらに現場の種類だけでなく、設置に手間がかかる幅広いシーンでも活用されています。
わずかな段差が多い場所や階段部分など石膏ボードの加工が面倒な箇所でも、スライドパネルなら対応する各種パーツを組み立てるだけで、仮設間仕切りを設置可能です。
また、SPブラケットを活用した天井のない場所への設置や内部の作業状況が一目で確認できるクリアパネル仕様など、多種多様なパーツを活用することであらゆるシーンへの対応を可能としているのです。
仮設間仕切りをお探しなら
工事現場区画を分けることで、作業効率のアップや現場内の安全を守るために活用されている「仮設間仕切り」。
現場の状況や工事業種などによって、設置すべき仮設間仕切りの種類は異なりますが、簡単なものでもそれなりに時間やコストがかかってしまいます。
そのような無駄なコストを削減し、現場を安全かつクリーンな環境に保ちたいなら伸縮式仮設間仕切り「スライドパネル」がおすすめです。
なお「スライドパネル」の詳細をご覧になりたい方や、レンタルの詳細を確認したい方は「
株式会社大同機械」まで気軽にお問い合わせください!