夏場の工事現場で簡易的な冷房機器として導入されているのが業務用スポットクーラーです。スポットクーラーは手軽に暑熱・熱中症への対策ができることから、工事現場でも広く利用されている事例があります。今回は、工事現場用のスポットクーラーの選び方や、おすすめのスポットクーラーについて解説していきます。  

工事現場の暑さ対策にスポットクーラーがおすすめ

工事現場は熱中症リスクの高い場所として知られています。熱中症リスクを決める主な要素が温度、湿度、作業強度です。日本の夏場は温度、湿度が高いことはもちろんで、加えて工事現場では作業強度が高くなります。安静時ではリスクの低い温度、湿度でも、作業強度が高いと熱中症のリスクは一気に高まります。

その対策としておすすめなのがスポットクーラーです。スポットクーラーは設置や撤去が簡単で、作業員がいる場所だけを狙って強力な冷風を送るので、スポットで工事現場に採用できるからです。  

工事現場用のスポットクーラーの選び方

工事現場用のスポットクーラーを選定する際のポイントは、以下5つです。

• 冷却性能（馬力）
• 設置・撤去の手軽さ
• 耐候性
• 価格
• メンテナンス性

冷却性能（馬力）

スポットクーラーで最も重要となるのが冷却性能です。その冷却性能を表す指標として馬力があります。一般的には馬力が大きければ大きいほど冷却性能は高くなります。工事現場では、ピンポイントに強力な冷風を届けることがより重要なので、馬力は重要なポイントの1つです。

設置・撤去の手軽さ

設置や撤去のしやすさも重要です。工事現場では、他の作業スケジュールに影響しないようにスポットクーラーを短時間のうちに設置し、必要がなくなったらすみやかに撤去する必要があるからです。設置や撤去が簡単なスポットクーラーなら、他の工事作業への影響を最小限にできます。

耐候性

耐候性も重要です。耐候性とは、温度、湿度、太陽光、雨などの自然環境に対する耐久性のことです。工事現場で使われるスポットクーラーは屋外設置のケースも多い上に、現場は通常の場所に比べて塵埃も多いのでスポットクーラーにかかる環境面の負荷も大きくなります。工事現場での採用実績が多いスポットクーラーを選択すれば、耐候性の点では安心です。

価格

工事現場のコスト管理をする上では、価格も気になるところでしょう。もし、導入コストにハードルを感じるなら、レンタルを選択するのも1つの手段です。レンタルなら、必要な時期にだけ料金を払えばよいので、購入するよりもお得に利用可能です。

メンテナンス性

メンテナンス性も重要なポイントになります。スポットクーラーは適切なメンテナンスをしないと故障の可能性が高まってしまうからです。メンテナンスがラクにできると、導入した後の手間やコストを最小限にできます。  

工事現場向けスポットクーラー「冷暖砲白サイくん」

工事現場におすすめのスポットクーラーとしておすすめなのが、株式会社大同機械が開発・製造している「冷暖砲白サイくん」です。

「冷暖砲白サイくん」の特長は、以下4つです。

• 業界最大10馬力が生み出す大風量
• 建設現場での運搬がスムーズ（回転型なら15人乗り規格のエレベーターにも積載可能）
• 安心の自動排水装置
• 設置工事が不要

「冷暖砲白サイくん」は業界最大10馬力の能力を持つスポットクーラーで、最大130m3/minの風を放出可能です。1m/sの風を20m先まで届けられ、1台で対応できる広さはたたみ60畳分、約200m2です。広い建設現場でも従来品よりも少ない台数で効率的に冷やせます。



さらに、搬入や搬出がスムーズな構造になっています。本体はスリムな設計なので奥行きのないロングスパンエレベータでも搬入可能で、室内機・室外機一体型でキャスター付なので、移動もラクラクです。室内機と室外機を分離可能なので、乗用エレベータからの搬出も可能です。※「回転型」のタイプだと、「標準型」で積載できない15人乗り規格のエレベーターでも搬入が可能となります。



「冷暖砲白サイくん」には自動排水装置がついています。ドレンパンの水量を水位センサでモニタリングし、溜まった水をポンプで自動排水するので、床が濡れる心配はありません。ポンプによって20m先まで排水可能です。万が一水があふれそうになった場合でも、エアコン本体を緊急停止させるので安心です。



三相200V(30A)コンセントに繋ぐだけなので、面倒な設置工事も不要です。移設も簡単なので、超強力エアコンでありながら手軽に使えるところも大きな魅力です。



冷房としてだけでなく、暖房としても使えるので、冬場の環境改善ニーズがある建設現場にも最適です。

「冷暖砲白サイくん」の特設サイトはこちら  

冷暖砲白サイくんの導入事例

「冷暖砲白サイくん」は、建設現場で相次いでご採用いただいています。たとえば、東京都港区三田のオフィスビル群開発現場では、地下2階の詰所および休憩所に設置いただきました。ご採用の決め手となったのが、「設置工事が不要」という点でした。


また、新橋地区のビルの建て替え工事では、地下2階の使用場所を冷却するために、当初の設置条件であった地下1階に送風機を設置した上で、フレキシブルダクトをつないで地下2階を冷やす構造にしました。これにより冷却対象となる300m2のすべてをたった1台でカバーできたのです。

最近では公共インフラ事業を担う建設会社様からも引き合いが増えています。  

工事現場にスポットクーラーを導入するなら

夏場の工事現場で快適な労働環境を提供する必要性が高まっている中、スポットクーラーはその有力な手段の1つです。「冷暖砲白サイくん」は、工事現場で多数の導入実績があるので、工事現場向けのスポットクーラーとして特におすすめです。スポットクーラーをご検討の方は、ぜひ株式会社大同機械までご連絡ください。ご購入だけでなくレンタルのご相談も承ります。

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