「業務用スポットクーラーを導入したいが、何を基準にして選べばよいかわからない」。このようなお悩みをお持ちの方も少なくありません。そこで今回は、業務用スポットクーラーの選び方について、スポットクーラーのプロが解説していきます。
業務用スポットクーラーとは?
業務用スポットクーラーは、主に工場や倉庫、建設現場などで使われるスポットクーラーです。天井から吊るタイプのような一般的な業務用エアコンのように空間全体を冷やすのではなく、冷やしたい場所を狙って「スポット」で冷却する目的で使われます。しかし、「スポット」とはいっても業務用のスポットクーラーにはパワーがあるので、広い空間であっても強力な冷風を瞬時に届けることが可能です。
業務用スポットクーラーの選び方
業務用スポットクーラーを選ぶ際には、以下の6つ要素を考慮しましょう。
- 使用電源
- 冷却能力
- 消費電力
- 搬入や設置の手軽さ
- 暖房機能の有無
- メンテナンスとサポート
使用電源
業務用のスポットクーラーで使用する電源としては、配線方法で単相と三相、電圧で100Vと200Vに分けられます。この中で業務用として汎用性が高いのは三相200Vの方式です。200Vは100Vに比べて、高い能力を発揮できるようになるので、高い冷却性能を持つスポットクーラーには200Vが用いられています。日本は東と西で周波数が異なりますが、同じ型番でどちらの周波数にも対応できるのが通常です。
冷却能力
冷却能力とは、温度と湿度を下げる能力のことです。冷却能力が高いと、より広い空間を冷やしたり、より急速に冷却したいときに有利です。冷却能力を表す単位はkW(キロワット)です。一般的に業務用スポットクーラーだと、10kW程度のものから30kWを超えるものまであります。
消費電力
消費電力は、スポットクーラーのランニングコスト(電気代)を決める大きな要素です。消費電力も冷却能力と同様にkW(キロワット)の単位で表現されます。しかし、冷却能力がスポットクーラーの最大ポテンシャルを示しているのに対して、消費電力は実際に使用される場面での電力となるので、消費電力<冷却能力となります。したがって、能力が高く、かつ消費電力の低い機器を選択すると、より効率的といえるでしょう。
搬入や設置の手軽さ
スポットクーラーを設置する主な場所は工場や建設現場ですが、その構造によって具体的な設置場所はケース・バイ・ケースとなります。これらの場所では、スポットクーラー設置のために長時間操業を止められないので、搬入や設置が容易であることは大事な要素となるのです。
暖房機能の有無
スポットクーラーは冷却目的で設置することが多いものの、冬場の作業環境も改善するために暖房が要望されるケースも少なくありません。暖房機能がついたスポットクーラーなら、夏場だけでなく冬場も含めて年間を通して利用できるようになります。
メンテナンスとサポート
スポットクーラーを長く使うためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。メンテナンスが容易なモデルを選べば、運用コストの低減にもつながります。そのため、メンテナンスやサポートの体制もスポットクーラー選びには重要なのです。
おすすめの業務用スポットクーラー
業務用スポットクーラーのイチオシは、株式会社大同機械が開発・製造している「
冷暖砲白サイくん」です。
「冷暖砲白サイくん」の特長は、以下4つです。
- 業界最大10馬力が生み出す大風量
- 建設現場での運搬がスムーズ
- 安心の自動排水装置
- 設置工事が不要
「冷暖砲白サイくん」は業界最大10馬力の能力を持つスポットクーラーで、最大130m3/minの風を放出できます。1m/sの風を20m先まで届けられ、1台で対応できる広さはたたみ60畳分、約200m2です。工場や建設現場など広い空間を冷却するにはうってつけの能力です。
さらに、搬入や搬出がスムーズな構造になっています。本体のサイズがスリムなので奥行きのないロングスパンエレベータでも搬入可能で、室内機・室外機一体型でキャスター付なので、移動もラクラクです。室内機と室外機を分離可能なので、乗用エレベータからの搬出も可能です。
「冷暖砲白サイくん」には自動排水装置がついています。ドレンパンの水量を水位センサでモニタリングし、溜まった水をポンプで自動排水するので、床が濡れる心配はありません。ポンプによって20m先まで排水可能です。万が一水があふれそうになった場合でも、エアコン本体を緊急停止させるので安心です。
三相200V(30A)コンセントに繋ぐだけなので、面倒な設置工事も不要です。移設も簡単なので、超強力エアコンでありながら手軽に使えるところも大きな魅力です。
冷房としてだけでなく、暖房としても使えるので、冬場の環境改善ニーズがある建設現場にも最適です。
「冷暖砲白サイくん」の特設サイトはこちら
業務用スポットクーラーの選び方をチェック
業務用スポットクーラーを選ぶ際には、使用電源、冷却能力、消費電力、搬入や設置の手軽さ、暖房機能の有無、メンテナンスとサポートなどさまざまな要素をバランスよく検討していきましょう。
なお、「プロの意見を聞いてから考えたい」という方は、株式会社大同機械までご相談ください。大同機械では工場・倉庫・工事現場などでスポットクーラーを導入した実績が多数あるので、お客様のお悩みに寄り添って最適なご提案が可能です。「購入するのは予算的にハードルが高い」とお悩みの方には、レンタルプランもご用意しています。
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